多くの人が「世の中はそういうものだ」と思っています。
でも、実際には「ただ、こんなものなんだ」ということは存在しません。
すべてが「選択されたもの」なのです。
(中略)
観念は買われ、そして売られていきます。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック6―ワクワクを生きると自然に「いま」を生きられる (VOICE新書)』P.104-105より引用させていただきました。
現実を創る設計図はどれを買うのか選択され、そして売られていく。
親から子へ、あるいは権威によって売られ、権力によって売られ、社会の空気によって、買われていく。
そしてそれらの設計図を基に様々な物体や生き物が集められ組み合わされ物理的な現実と心理的な現実がつくられる。
つまり、世の中とはそういうものだと信じて疑わなかったのに、自分が他人から買い集めた観念のひとつに過ぎなかった、選択されたひとつの観念に過ぎなかった……ということでしょう。
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