すべての状況というのは中立的で、空白で、空っぽで、ゼロです。どんな状況でもすでにその中に含まれている意味というのはありません。すべての意味はあなたが与えています。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック2―人生の目的は「ワクワク」することにある (VOICE新書)』P.87より引用させていただきました。
逆に言うと、私たちが意味を与えているから状況が中立ではなくなっている。
誰もそれに意味を与えなければどんな状況も中立である、となるのでしょう。
それに意味を与える主体のいない世界では、何が起こっても中立です。
だってそれに対してなんらかの意味を与える主体が一切存在しないのですから。
観客が誰もいない映写技師さえいない映画館で上映されている映画が無意味なのと同じなのかもしれません。
この場合の無意味も意味づけの一種ですが、私が無意味であると意味を与えたから中立ではなくなりました。
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