すべての状況は中立である
どんな状況も、最初から否定的だったり、肯定的だったり、意味を持ったりはしていません。
でもみなさんは今まで、なにか起きたときには「これはこういうことだ」と教えられてきました。
起きているのは「中立」なことなのに、それに意識的に、潜在意識的に、無意識的に意味を与えます。
以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック4―ワクワクこそが、ひとを深くいやす力がある 』89ページより引用させていただきました。
どんな状況も中立です。
中立なので意味を与えなければ何も受け取りません。
意味を与えるので受け取ることになります。
与えるものを受け取るのです。
中立な状況に肯定的な意味を与えれば、そこからは肯定的な結果しか引き出すことができません。
これは哲学ではないのです。単なる物理学、力学なのです。
と引用部分の後に続きます。
目の前に机がある。
この目の前の机を自分の手で押すと、押した力の分だけ自分に力が返ってくる。
作用反作用の法則です。
強く押せば強く力が返ってくるし、優しく押せば優しい力が返ってくる。
まさに単なる物理学、力学です。
机にかけた手をそのまま何もしなければ、中立な状況であり、何も受け取るものはない。
しかし机にかけた手をそのまま前に押し出せば、机に力を与えることになり、反作用によって同じだけの力を受け取ることになる。
ありったけの力で叩くように押せば手が損傷するかもしれない。
やんわりと机の上に手を置けば手が休まって楽かもしれない。
どっちを選ぶのも自由だし、受け取るものはすべて自分の与えたものです。
コメント