あなたは生かされている存在です。自分の力で生きていると錯覚しますが、実はその源の存在がないと、呼吸もできないし、見ることも、歩くことも、考えることもできません。 :『ヒマラヤ大聖者のマインドフルネス』より

あなたは生かされている存在です。自分の力で生きていると錯覚しますが、実はその源の存在がないと、呼吸もできないし、見ることも、歩くことも、考えることもできません。

以上を、ヨグマタ 相川圭子 (著)『ヒマラヤ大聖者のマインドフルネス』121ページより引用させていただきました。

テレビやドラマ。人質の頭には敵の拳銃の銃口が。
その状態では、こちらは何もできない。

敵の言いなりだ。
人質の命は敵次第。

しかし、後ろのドアが開いて、その瞬間。
人質は敵の銃を奪い、逆に敵の頭に銃口を突き付ける。

視聴者がほっとする瞬間だ。

人質になっている味方の命は敵次第であり、まさに敵に生かされている状態。
人質は自分で自分の生死を操ることができない。

いくら人質の肉体が生きようともがいていても、敵が拳銃の引き金を引けば死が待っている。
現実的には自主的に生きることの出来ない状態。

それが人質状態。
敵側の犯人に生かされている状態。

実際の私たちもそれに近いのかも知れません。
ただ、死という敵の銃口が自分の頭を狙い、さらに死の指が拳銃の引き金にかかっていることを知らないだけなのかも知れません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました