この物理的な現実では、みなさんは自分の存在の状態、つまり意識のエネルギーを、ふだんの生活で使うものや行動という形に置き換えてまわりの人にコミュニケートしているのです。
以上、バシャール(チャネル:ダリル・アンカ) (著), 関野直行 (翻訳)『BASHAR GOLD(バシャール ゴールド)
この引用した部分、かなり難しいですね。
分かったようで分からない文章です。
私たちの行動でさえ、それは象徴、シンボル、比喩と言えるんですね。
それではバシャールの言ったことを、引用した部分まで、まとめてみたいと思います。
次のふたつのことを学んで欲しいとバシャールは言います。
ひとつは、この物理的な世界を中立的な見方で見るということ。
もうひとつは、集合意識として同意した象徴的な意味づけについて理解すること。
中立的な見方で見るためには、エゴから離れた方が良さそうです。
思考からも離れて、ただ意識する。
そうブルース・リーが言っていた、考えるな！感じろ！と言うことだと思います。
中立的に見るには瞑想も良いのではないかと思います。
象徴的な意味づけについて理解するには、天使や妖精の存在を身近に感じるのも良いかも知れません。
バシャールによると、私たちは、単なる意識のエネルギーだそうです。
ゆえに、私たちがふだんの生活で使うもの、起こす行動、それらは単に意識の状態を象徴しているもの、シンボル、比喩なんだそうです。
私たちが単なる意識のエネルギーであるなら、物質的なすべてが象徴、シンボル、比喩であってもなんらおかしくありません。
なぜなら、私たちが意識のエネルギーであるなら、この現実は幻想に過ぎないからです。
意識の見る夢です。
そしてその夢には、いろんなシンボルが現れてきます。
ただ、この現実が夜見る夢とちょっと違うのが、みんなで見ている夢だということです。
単独の夢ではなく共同の夢だということです。
……ということで、この目の前の机が固いのは、机というものは上に物を置きたいから固いものということにしておこうとみんなで決めたからなのかもしれません。
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