一 万物の源は思考する物質です。思考する物質とは、始原の状態で宇宙空間のすみずみまで広がり、浸透し、充満しているものです。
二 思考する物質の中に生まれた思考は、思い描いたとおりのものを形成し生み出します。
三 人はさまざまなものの形を考えて、混沌に伝え、それが生み出されるよう、働きかけます。
以上を、ウォレス D・ワトルズ (著), 本田健 解説 (著), 宇治田郁江 (翻訳)『富を手にする「ただひとつ」の法則 (Forest2545新書)』36ページより引用させていただきました。(単行本を参考にしているので新書版とはページが違います)
この本の初版発行年が1910年です。
『思考は現実化する』という有名な本があります。
ナポレオン・ヒルの書いた本です。
原題はThink and Grow Richでウイキペディアによると1937年に書かれたようです。
最近流行した『ザ・シークレット』の引き寄せの法則にしても本質的には思考は現実化するを別の方向性から述べたに過ぎません。
もっとも現代では想像は創造であるイマジネーションしたものは現実化するとアレンジされています。
さてここで一度まっさらな頭で考えてみます。
この宇宙の始まりはたったひとつの何かから始まっているはずです。
だとするとひとつから始まったものはいつまでたっても本質的にはひとつのはずです。
この宇宙はそういう意味ではひとつだと言えるでしょう。
次にひとつから多くのものが生まれたということは、そのひとつには何かを生み出す方向性があったことになります。
それを仮に愛だとします。
一番最初のたったひとつのものが愛をもっているとすれば、そこから生まれたすべてのものもまた愛をもっていると考えられます。
すべてのものは愛をもって快適に生きていこうとする方向性即ち意識を持っていると考えられます。
すべてのものは毎瞬毎瞬一番ワクワクすることを行動に起こそうという意識を持っていると考えてもいい気がします。
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