まわりに見ているものが嫌だとしたら、自分の中でそういうものを信じているんだということが分かって、それを変えるチャンスが目の前にあるということ、そうバシャールは言いますが

バシャールのペーパーバック1の112ページには以下の様にあります。

まわりに見ているものは、自分の中でなにを信じているのかを見つけだす手掛かりになります。まわりに見ているものが嫌だとしたら、自分の中でそういうものを信じているんだということが分かって、それを変えるチャンスが目の前にあるということなのです。

変えることの出来なかった私がここに居ます。

何故なんでしょう?

それを探るためにまずこの引用した文章の前後をまとめてみましょう。

あなたがやるべきことをやっていれば、すべては必要な場所と時間に配置される。

童話や神話で教えられて来たことが実が真実であり、実際宇宙はそのように動いている。

現実というのは信じていたものが出てくる。

否定的な状況がある時はチャンスです。

このままやるか、それとも自分の創造力(想像力?)の中にある別のことをやるか。

同時になぜこんな観念、先入観をつくり上げてしまったのか、また、どういうふうに変えたいのかを知る。

以上ここまでのまとめの中で、すでに、私がやらなかったことが含まれています。

その一は、その瞬間に一番やるべきことをやっていなかった。いまここを受け入れず逃げていた。

その二、創造力の中にある別のことをやらなかった。同じことを繰り返していた。

さらに続けてバシャールは成功できない現実では何を信じているのか解き明かします。

ネガティブな成功できない状況をつくってしまった原因には次のような思い込みがある。

「自分は、成功なんかしてはいけない。そんな価値のある人間ではない」

そして次のように気づきます。

その先入観念こそが、「自分は成功には値しない人間なのだ」ということをまわりに見せていると。

では別のどんな定義づけを信じたらいいのか?

「わたしはいつも成功に値する人間だ」

「うーんそうかなあ」

「じゃあ今までよりちょっと成功する」

「なんだか中途半端だな」

「このまま中途半端に信じるのか、それとも大胆に全部信じるのか」

「わかったわかった、本当は自分は成功に値する人間だということを信じるよ」

あなた以外にあなたを止めているものはありません。

自分で自分にそれだけの価値があると思えることが、実際にそれを創り出すパスポートです。

自分でそれが信じられたら、今度は自分でそれを信じている人間として、行動に移せばいいだけ。

さて、ということで、成功できないというネガティブな状況にありながらもそのチャンスを生かせずに依然として成功できない状況に居るのは。

まずは、「自分は成功に値しない」という先入観念ということになりますね。

誰が成功に値しないと決めたのか?

自分です。

それは自分の過去を参照して決めたのでしょう。

あるいは成功本にある成功の法則を自分は実行出来ていないから、きっと成功しないだろうと思った。

成功して光が当たるようになれば、他人からの恨みや妬みまで買うようになるだろう。
それは望ましいことではない。でも自分もそうしたのだからきっとそうなるだろう。

成功したい反面、成功したくない気持ちも持ち合わせているのに気づく。

成功自体は望ましいが、成功して有名になれば、それを利用したがる人達が集まって来るだろう。
昔の嫌な過去をほじくり返す人も出てくるだろう。

自分が今まで成功者に投げかけてきたネガティブな感情を、今度は自分が浴びることになるだろう。

たとえ成功しても常に上には上がいるだろうし、その成功も永遠に続くとは限らない。
成功してからまた元の生活に戻るのはさらに悲惨である。

世に言う成功。

他人と比べることによって成り立つ成功には常に暗部がつきまとうではないか。

誰かに勝たなくては成功できず、勝てば敗者を生む。

他人より多くを所有しなければ成功とは言えず、それは憎しみと嫉妬を買う。

有名になり名声を得るほどに自由は減っていく。

そう!世に言う成功には常に暗黒面がつきまとう。

これが成功はしたいが、一方で同時に成功したくないと考える原因だ。

CTY01024

この記事は、以下の本を参考にしています。

バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる (VOICE新書)

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