幸せになるのには、幸せになる道を自分で選ぶ、選択するだけです。
不幸になる道を選ぶ代わりに幸福になる道を選ぶだけです。
(中略)
自分で幸せを選ぶとき、すべてのまわりで起きていることが、幸せな出来事になります。
幸せになるのに、自分は努力をしなければいけない、自分は幸せになる価値はないんだ、と思うとそうなります。
今までこの社会では、もう何千年も何万年もいわれてきたみたいです。
「自分でなにかよいものを手に入れるためには、苦しまなければいけない」と。
以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる (VOICE新書)』P.163より引用させていただきました。
まず第一に言えることは、人間って、それをすると不幸になると分かっていても、それをわざわざ選択して不幸になるケースもあるということです。
どうしてそういうことをするかには、ケースバイケースで様々な理由があるんだと思います。
でもそういうケースには、まさしくこのバシャールの言葉通りに、不幸になる道を選ぶ代わりに幸福になる道を選ぶというアドバイスは有効です。
次に言えることは、人間の習性からして、自分のまわりで起こっていることはすべて、幸福な出来事なんだという解釈をすれば、本当にそう見えてくるというのがあります。周りで起きることはすべて幸福な出来事であるという先入観があれば、本当にそう見えてきます。
逆に「幸せになるのに、自分は努力をしなければいけない、自分は幸せになる価値はないんだ」という先入観を持っていれば、努力をして幸せになろうと目指すでしょう。
さて、幸せ=成功と考えた時、努力をして成功することもあるだろうし、努力を努力と感じずに成功することもあるでしょう。
ただ、成功というのは、行動を伴います。そして、結果を伴います。
なので、幸せ=成功と考えた時、まわりで起きていることは幸せな出来事なんだという解釈だけでは、成功は不可能です。
解釈の仕方だけで、結果そのものを変えることはできません。
次に、幸せ=心の状態という考え方もあります。
その場合は、いますぐにでも、幸福になれます。
努力は要りません。
自分に起こることはすべて幸せなことなんだと解釈すれば、本当に幸せな出来事になります。
それは本人の心の状態なので、誰もそれを否定できません。
最後に、バシャールにはこんな言葉があります。
成功とは、あなたが生まれながらに持っている権利です。成功するために何かを学ぶ必要もありません。なぜなら、あなたはただ存在しているだけで、すでに成功そのものだからです。 : バシャールの学校