なぜ私がバシャールの言葉を求めるかというと、安らぎというか癒しというか、そういう心の平安が欲しいのと、さらに現実を変えたいというのがあります。
バシャールによると、このふたつを実現するのが、もうすでに起こってしまったことに対する意味づけです。
もうすでに起こってしまったことは変えることはできません。
でも、それに対する意味づけは自由に変えることができます。
結局のところこういうことですよね。
すべてのもの、シンボルは基本的には中立です。いい方を変えれば中性です。
あなた自身がそれに意味を与えたものが、あなたに対しての意味となります。
それに肯定的な意味を与えれば肯定的な結果が出ます。否定的な意味を与えれば否定的な結果が出ます。非常に簡単な物理的、非常に簡単な機械的なものです。
以上、ダリル アンカ (著), 関野 直行 (翻訳)『バシャールペーパーバック〈1〉ワクワクが人生の道標となる。 VOICE新書』P.104-105より引用させていただきました。
ものすごく単純明快です。
こころの平安が得たいのなら、あるいは現実を変えたいのなら、それに肯定的な意味を与えること。
具体的な方法のいくつかは、すべてにありがとうと感謝すること、もしくはすべてを学びとすること。
そうすれば、肯定的な意味づけになるので、肯定的な結果を得ます。
感謝にせよ学びにせよ、この両者の良いところは、それが次の行動に結びつくところです。
やる気が出てくるところです。
意味づけを変えた段階で、自分の住む世界は変わって見えますが、現実が変わるのは行動によってです。
あるいは、行動によって現実を変えるのが一番簡単です。
人生に起こる出来事に対する意味づけを変えることによって行動も変わってくる。
行動が変われば人生も変わる。
人生を変えるのはやる気。
やる気を生むのは意味づけです。
理解というのはすべてのレベルで行われます。すべてのレベルでわかったということは、そういうやり方を生きるということです。それによって自分の人生、まわりのものが変わってきます。 : バシャールの学校