引き寄せの法則では、あなたが「いいえ、それは欲しくありません」と言っても、実は肯定していることになりますから、何に対しても「ノー」と言えません。(中略)それらのことを肯定して、自分の人生にもっと取り込んでしまいます。
以上、ロンダ・バーン (著), 山川 紘矢 (翻訳), 山川 亜希子 (翻訳), 佐野 美代子 (翻訳)『ザ・パワー』P.140より引用させていただきました。
私はけっこうひねくれているので、こう言われると却って強迫観念に囚われて、「いいえ、それは欲しくありません。いいえ、それは欲しくありません」と考えてしまう傾向があります。
素直に、ああそうですねじゃあこれはからはそうしません、とは言えない性格です。(^-^;
まさにいろいろ考えてしまうのです。
もっと、欲しくないものについて考えてしまう。
何に対しても「ノー」と言えないと言われると、逆に「ノー」と言いたくなるのです。
さて、でもこれは、論理的に考えるとこういうことは言えないだろうか?
「いいえ、お金は絶対欲しくありません」と、言い続ければ、人生はお金で溢れかえることになる!
ああそうか、そういうことか、思考の片隅で別の自分がそう言っています。
これが、人生が逆説で出来ているひとつの原因なのか?と
でも一方で、じゃあ「お金がない。お金がない。」とお金に対してノーと言っていれば、お金が入ってくるはずではないか?
しかし、この本の姉妹本『ザ・シークレット』では、お金がないと言うからお金がない状態を引き寄せるのだ、という内容がありました。
となると、わからなくなってしまいます。
どっちなんだ?
否定はイエスなのか、そのままノーなのか?
……その答えはイマジネーションでしょうか?
お金がないという時に、お金が無くて困窮している自分をイメージするか
若しくは
お金がないという時に、お金そのものをイメージするか
つまり、普通にリンゴがないという場合は、まずはリンゴをイメージしてから、そのリンゴをイメージから消し去りますが、何時からか お金がない=欠乏 と、直に結びついてしまった?まずはお金をイメージする段階が省かれてしまった?
だから、お金がないという時、ただ単にお金を否定するのではなく即、欠乏や貧困をイメージしてしまう。
お金がない=無い+お金 ではなく お金がない=貧しい or 欠乏
になってしまった……
要はその時に何をイメージし、何を考え、何を感じているか
それが問題
であるなら、ひとつの論理的結論は、お金がない時には、「お金がない」とは言わないで
「いいえ、お金は欲しくありません」
と言えば、お金が入ってくるはずです……
……保証はしませんが。