叡智は静止することによって、身につけることができます。なにはともあれ、見つめてください。耳を澄ませてください。それ以上、なにも要りません。
エックハルト トール (著), Eckhart Tolle (原著), あさり みちこ (翻訳)『世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え』P.31より引用させていただきました。
ここまでを以下にまとめてみます。
静止すること、見つめること、耳を澄ますことで、観念でない叡智を呼び覚ます。
静止とは叡智そのもの、万物が生まれくる形態の奥に横たわる意識。
「すきま」に意識を向けると、対象に向ける意識が、純粋な意識そのものに変わる。
「いま、この瞬間」をありのままに100パーセント受け入れるときはいつでも、静止している。
五感とあらゆる思考の奥に横たわる、純粋な意識に気づくとき、静寂が現われる。
植物を観察して、それが静止していると感じることができるなら、あなたも静止するようになる。
自分が万物と一つになったと感じることが本当の「愛」
静寂は心が研ぎ澄まされた状態であり、「わたしが在る」状態。
静寂に気づくだけで、静止の次元が目覚める。
静寂な心こそが、あなたの本質。
静寂な心とは、「意識」
心の静寂を失うと、「本当の自分」とのつながりを失ってしまう。