否定的な感情をいだくことは、別に悪いことではありません。自分の人生の中に、困難をもたらすものではないのです。否定的なものを否定するとき、それが困難をつくりだします。 : バシャールの学校

否定的な感情をいだくことは、別に悪いことではありません。
自分の人生の中に、困難をもたらすものではないのです。
否定的なものを否定するとき、それが困難をつくりだします。

以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック4―ワクワクこそが、ひとを深くいやす力がある (VOICE新書)』P.30より引用させていただきました。

この言葉、瞑想の過程で出てくるんですね。
ずっと忘れていました。

否定的な感情をいだくこと自体に善悪はない。
それも中立、ニュートラル、無色透明、あるがまま。

否定的な感情に否定的だと意味づけるとき
それが人生に困難をもたらす。

そこに感情が生まれる。
その感情を否定的だと意味づけるとき
人生に困難をもたらす。

ならば、そこに感情が生まれたとき
なんの意味づけも行わずあるがままに放っておいたら?

感情は観念から生まれる。
観念から感情が生まれ、感情が思考パーターンを経て行動に駆り立てる。

ならば、感情に対してあるがまま中立に放っておけば……

え?まてよ

観念から感情が生まれるのなら、感情が生まれた時すでに、なんらかの意味づけが行われていると言うことになる。

否定的な感情が生まれた時すでに観念に対して否定的な意味を与えている。
だから否定的な感情だと言った時もうすでにそれは実際に否定的感情として存在している。

否定的感情を否定的であると気づいた時点で、その感情を生み出した観念は無力化される。
無力化されて初めて最初の観念は別の観念と入れ替えることが可能になる。

観念が否定的なものから肯定的なものへと変われば感情も肯定的なものになる。
これでメデタシメデタシとなる。

ポイントはある観念に対する否定的な意味づけから生まれた否定的な感情を、さらに否定的な観念で意味づけると、新たな否定的な感情を生み出してしまう、ということでしょう。

否定的感情を否定しないで一度あるがままに認めることによって、動き出した悪循環を停止することができる。
とそういう意味なんでしょうね。

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