0:41 のバシャールの「ストップ!」は、かなり感情的に聞こえるような気がしますが、どうなんだろう?前回にも同じような話をこの人としているようなので、そのへんも関係があるんでしょうね。
0:45 「怖れに満ちた無意味な考えでは、古い時代の終わりを乗り越えられません。」
これはまさにいわゆる「陰謀論」に怯える人々へのバシャールからの福音かもしれません。
そういう私がけっこう「陰謀論」にハマって来たし、今でも「陰謀論」には惹かれます。
エンターテインメントとして「陰謀論」を論じたり、考えたりするのは趣味として良いとは思うのですが、心底「陰謀論」を信じてしまうと、そこには絶望しか見いだせないのが悲しいです。結果、何か超越的な存在に頼りたくなる。
「陰謀論」自体がまさに陰謀になってしまう。
絶望と無気力そして服従への陰謀です。
そしてまさにこういう考えが、バシャールの言う「怖れに満ちた無意味な考え」なのでしょう。
1:10 「みなさん自身が彼らをその地位に置いたのだから、望まないのなら追い出せばいい」というのは、まさにその通りで、バシャールに言い返す言葉は見つかりません。(^-^;
1:16 イルミナティ自身も怖れから、それら(陰謀)を行なっているというのは、さすがバシャールという感じです。鋭いと思いました。さらには無条件の愛で彼らを本来の姿に戻るようにパワーを与えてくださいだなんて、さらにさすがだと思いました。
もっとも、その前提に、私たち自身がパワーを取り戻しているというのがありますが。
1:31 からパラレル・リアリティの説明に入っていきますが、正直言って最近わからなくなってきました。最初この話を本で読んだ時には、わかった気になっていたのですが、バシャールの本を何回も読んでいくうちに、最近はよくわからなくなってきました。
現実自体が幻想であるなら、パラレル・リアリティも幻想でしょう。
そんな幻想が無限にあっても、あまり意味がない気がします。
常識的にこのパラレル・リアリティを考えるに、見方や意味づけが、パラレル・リアリティを創ると解釈できると思います。
見方や意味づけは無限に存在するので、パラレル・リアリティも無限に存在すると考えられます。
1:55 でもそうなると「自分に力を取り戻すことに意識の焦点を集めた人は、イルミナティのような人々の存在しない別の地球を経験する」の説明がかなり難しいです。いくら見方や意味づけを変えてもすでに存在するものは存在するからです。
ただ、イルミナティに対する見方や意味づけを変えれば名前は同じでも、今までとは別の存在になる可能性はあります。(イルミナティという存在自体に変化はないが、自分が見方・意味づけを変えたので、イルミナティがそれまでと違った意味を持つようになる)
2:12 集合的な合意によってみんな同じようなリアリティを経験しているが、実際は同じではないとのことですが、集合的合意によるリアリティと個人個人が経験しているリアリティの違いは、どうなんだろう?というのがあります。
2:55 パラレル・リアリティを一秒間に何十億回も移行している、というのは、あらためてすごいですね。
3:09 想像できるかぎりのどんな地球もリアルに存在する、というのも、そもそも現実は幻想であり真のリアルは無条件の愛の波動のはずです。
となると、パレレル・リアリティも幻想に過ぎず、単に想像上に存在している世界に過ぎないのでは?となってしまいます。パラレル・リアリティは唯一のリアルである「無条件の愛」の波動をパーソナリティの構造を通してフィルターにかけ、解釈した”無限に”存在する「現実の経験」に過ぎないのでしょうか?
このあたりが、思考の限界なんだと理解しています。
論理的に成り立たないケースが出てくるのです。
3:17 結論的には「望むリアリティへ移行してください。すべてリアルです」ということになってしまいますね。
この場合も考えようによっては、想像した望む現実に自分が意図して向かえば想像が現実となるというごく当たり前のことになってしまいます。
3:33 では「いいえ、明らかに理解していません。」と、バシャールにしては珍しく、ものごとを否定しています。私の記憶では、書籍に著わされたバシャールの情報において、なにかを面と向かって否定するというのは、ほとんどありませんでした。
3:44 「望む世界に移行するには、自分のエネルギーを望む世界と同調させて、怖れを招き入れるようなことを止める事です」が、この動画の一番大事なところですね。
4:14 確かに現実が変わっていなくてもそれに対する反応が変われば自分は変わったことになるのなら、望まないどんなことからも影響を受けないことになります。現実がどんなであれ、見方や意味づけを変えれば、そこから影響を受けることはないのです。
4:30 大切なのはあなたのつくりだしたエネルギーの状態であって世界がどう見えるかではないとのこと。
この辺がポイントなんでしょうね。今までどおり現実的に生きるか、それともバシャール流に生きるのか。
なんだか騙されているような気がするときもありますが、バシャールの言うことはつねに一貫しており、他の場所で発言された内容とも辻褄があっています。
これらの事実を、どう判断するかは、個人個人で判断するしかないのでしょう。
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