どんな状況も、はじめから意味を持っているわけではありません。
すべての状況は、本質的にはなんの意味もないのです。「無」なのです。
みなさんは成長の過程で、こういうことが起きたら、これはこういう意味だと自動的に考えています。しかし、実際は自分が与える意味によって、自分の、この肉体レベルでの現実を創っているのです。
以上、Darryl Anka (著), 関野 直行 (翻訳) 『バシャールペーパーバック〈3〉ワクワクするとき、ひとはもっとも多く学ぶ。 (VOICE新書)』P.135より引用させていただきました。
人生で何かが起こったとき、たいていそれまでの経験や教えられてきたことによって、その出来事の意味を考えます。
しかし、そうやって考えてその出来事に意味を与えることによって、実は現実を創っているんだそうです。
出来事が起こり、それにこれこれこういう意味だと意味を与えると、その意味どおりの現実を創ってしまう。
文字通り「無」に意味を与えて初めて意味を持ち始める。
これって面白いですね。
ふつうは、出来事が起こってしまった時点で、諦めてしまいます。
もう起こってしまったんだから仕方ないと……。
しかし、出来事が起こってからがスタートなんですね。
出来事に自分で自由に意味を与えることで本当の現実が始まるのですね。
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