敵を愛し、あなたがたを迫害する者のために祈りなさい。 : 『マタイの福音書』5章44節

敵を愛し、
あなたがたを迫害する者のために祈りなさい。

『マタイの福音書』5章44節

以上、福田 勤 (著)『イエス・キリスト 人生に奇跡を起こす言葉―2000年間、人間の魂を磨き続けたメッセージ (知的生きかた文庫)』P.132り引用させていただきました。

同書P.134にはこうあります。

人間は『努力ができる生き物」ですから、より良く生きるために、愛する努力をしましょう。「それが最終的にはあなたのためになるのですよ」というのがキリストの言わんとするところです。

本当の自分ってなんなんでしょうね。

本当の自分は敵を憎んでいる。
だから自分に正直な感情は憎しみである。

しかし、スピリチュアル的に言われる本当の自分とは愛です。
だとすると、相手を憎んでいる気持ちが本当の自分だという気持ちそれ自体が偽りということになります。

私たちの本質は愛であるという正解がすでにあるのだから、鏡に映った自分が敵を憎んでいても、意図して敵を愛する自分に変えていくのが、より良く生きるということなのかもしれません。

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