意識はただ「在る」のみです。始まりも終わりもありません。
思い出してください。
時間とは意識がつくりだしたものです。
意識が時間の産物なのではありません。
そこに在るものは、ただ在るだけなのです。
以上、ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャールゴールド』P.63より引用させていただきました。
つまり意識に死は存在しないってことですね。
肉体は滅びるかもしれないが、意識は永遠に存在している。
でもそれにしても、生まれる前の意識の記憶はない。
そもそも時間が存在しないのなら、過去も存在しないことになる。
幼い頃の記憶はなんだったのだろう?ということになる。
でも、過去は存在する。
だって、この今は、次の瞬間、確実に過去になるからだ。
未来に過去になるだろう現在として過去は存在していると言えなくもない。
状況証拠的には、過去は存在していると言えないか?
この今と思ったさっきの今は、その時は、今だったが、今は今ではなく、歴然とした過去として記憶に残っている。
そしてこの今も、次の瞬間には過去になり、その繰り返しで時間は流れていく。
この今に、さっきの今は存在しないが、過去として記憶には残っている。
その繰り返し……
確かに永遠に過去は記憶に残るだけで、存在はしない。
もし、過去が存在するとすれば、その名称は”今”ということになってしまう。
在るのは今だけ。
過去はつねに記憶として今に存在し、いまだかつて、過去が現在に存在したことは一度もない。
過去は記憶の中にしか存在できないし、記憶というのは、存在とは言えない。
ということで過去って言うやつは、状況証拠的にその存在を確信できるが、現行犯では絶対に捕まえることはできない。
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