すべての物質は、あなたの意識の現実化であって、あなたの意識からできているのです。あなたの投影なのです。物質を愛することは非常に霊的なことです。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック2―人生の目的は「ワクワク」することにある (VOICE新書)
これだけを読むと、思考すればなんでも現実化するように思えてくる。
部屋に閉じこもって意識を集中すれば無から札束が生まれてくるのでは？と思ってしまう。
でもこの世界には制限やルールがある。
それは集合的な無意識から来るものなのかもしれない。
あるいはみんなでこうしよう！と取り決めたことなのかもしれない。
夜見る夢はすべて私たちの意識の創作物だが、かと言って自由自在に見たい夢を見られるか？と言えばまた別の問題だ。
しかもすべての物質が意識の現実化であるなら、体を動かしてするすべての行動も意識の現実化ということになる。だって体も物質である。
これは逆に言うと、部屋に閉じこもって何も行動しないと言うのは、意識の現実化を行わないということでもある。
ということで、見事出だしと逆の結論に至る……。(^-^；
（ちょっとした疑問：意識が意識のままで非物質である領域と、意識が現実化する領域、そのボーダーラインが存在するということか？）
2014.7.7追記
意識と思考は別のものなのだろう。
あるいは、思考は意識のほんの部分的なものに過ぎないのだろう。
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