ここでのレッスンは、「どんなに絶望的に見える状況でも、そうしたいという意思さえあれば、暗闇を光に変えられる」ということです。
以上、本田 健 (著), ダリル・アンカ (著), 江藤ちふみ (編集), 島田真喜子 (翻訳) 『未来は、えらべる! バシャール 本田健』P.68より引用させていただきました。
バシャールはこんな例をあげています。
ある企業に強盗が押し入り、そこで働いていた女性をつかまえ、「殺すぞ、金を出せ」と脅しました。
彼女は命の危険を感じていたのにもかかわらず、男に話しかけます。
「本当にあなたの幸せが心配なのだ」ということが伝わるように、そして「銃で人を脅す以外に生き延びる可能性はない」と思うしかなかったこの男性の境遇に、心からの同情を表しながら。
男は、その女性が本心から自分の身の上を案じていることがわかりました。
男は真実の自分とつながることができ、「自分が本当にやりたいのはこんなことではない」と気づけたそうです。
男は銃を彼女に渡し、謝罪しました。そして警察に出頭し、生きて、人生をポジティブに変えるチャンスを自分自身に与えたのでした。
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