これは「存在」の中に存在する分割することのできない創造の完全性から、皆さんが物理的現実と呼ぶ次元へのエネルギーの移動、多様化、そして特殊化についての話をしています。皆さんが思考とか知性と呼ぶものは、この物理的現実から創り出されるものなのです。
以上、ダリル アンカ (著), 関野 直行 (翻訳) 『ニュー・メタフィジックス―世界を創る意識の力学』P.21より引用させていただきました。
「存在」は何故分割できないのだろう?
分割できないただひとつのものが「存在」であるからだろうか。
完全であると言うことは唯一無比であり、唯一であることは、文字どおり分割を許さない。
分割した途端に、唯一ではなくなる……とそういうことだろうか。
そして我々が呼ぶところの物理的現実へと「存在」は、そのエネルギーを移動させ、多様化し、特殊化している。このときエネルギーは移動であって、分割はしていない。
そして意外に、思考とか知性が生まれる場所はこの物理的な現実らしい。
ということは「存在」には思考とか知性はないのだろうか?
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