瞬間ごとにあなた自身は新しく創造されているのです。とすると、人生や時間はあなた方の言葉でいう「連続したもの」ではないということになります。膨大な数の再生なのです。
あなたはいつも自分の意識や気づきをもとにして、自分が望む方向に進んで行けるよう自分自身を再生しているのです。
以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる』267ページより引用させていただきました。
人生が膨大な数の再生だからこそ、連続した時間の流れというのものは存在せず、いまここしか存在しない。いまここで瞬間ごとに人生を再生している。自分自身を瞬間ごとに創造している。
自分自身の創造は自分が関わっているが、再生される人生には他人や物が関わっているということだろうか。瞬間ごとに自分で自分を新しく創造し、他の誰かあるいは何者かが創造した人生を再生する?
創造と再生は違う。
創造は創造であり、再生は創造したものを再生する。
だとしたらこれもいつものバシャールの当り前のことをオカルトチックに表現したもの?
いずれにしても現在しか存在しないというのは分かる。
未来はその性質上現在には存在しないし、過去もその性質上現在には存在しない。
唯一存在するのは現在だけ。
現在に存在しないものを未来とか過去とか名付けているだけ。
未来とか過去が存在してしまったら、それらが存在する時間は現在にしかなく、もし未来や過去が現在に存在するなら、それらは未来や過去にとても似た現在ということになる。
人生を現在において再生するためには、プレイヤーである自分自身を創造しなければならない。
自分自身が存在しないことには自分の人生は再生できない。
自分の人生を生きるには、まず自分が自分であることを認識していなければならない。
自分が自分であると認識しているからこそ他の誰でもない自分の人生を生きることができる。
人生を生きることが人生の再生であり、自分で自分を認識することが自分自身の創造ということか?
確かにもし一生自分が眠り姫のように眠り続けるなら自分の人生はそれ以上は進行していかない。
自分が何か行動をして始めて自分の人生は進行していく。
自分で自分自身を創造して始めて自分の人生を再生することができる。
自分の人生は自分で創造している。
自分の人生は自分が自分の身体を動かして行動して創造している。
何もしなければ人生は停滞する。
(普通に当たり前の結論です)