まじめのなかにもいくつか種類があるのですが、この世の常識や固定観念から外れないように、いいつけを守って生きてきたようなまじめはダメです。
以上を、金城幸政さん著 『あなたのなかのやんちゃな神さまとつきあう法』の38ページから引用させていただきました。
常識や固定観念だけを絶対的に正しいとして生きる生き方は、他人の目ばかりを気にした生き方になるので、自分らしく生きられないそうです。
この本の著者が推奨するまじめは、「人間的まじめ」であり、「人間的まじめ」とは
人間としてどうしたら幸せに豊かに生きられるかを、日々実践しながら生きるまじめさのこと。
だそうです。
まさに私がぴったりとダメなまじめさに当てはまります。
常識と固定観念にバッチリと当てはまった生き方と考え方をしてきました。
なので異常に他人の目が気になりました。
結局のところ自分に自信がないので、常識と固定観念の中にどっぷりと浸かっていればひとまず安心。
という面もありました。
「怖れ」ですね。
怖れが、自分を常識や固定観念に頼らせる。
そして今度は逆に常識や固定観念から外れることを怖れる。
自分が常識や固定観念から外れると他人から変な目で見られやしないかと不安になり怖れる。
まじめに常識の範囲、固定観念の中で暮らしていれば、そういう不安から逃れることが出来る。
常識や固定観念には良い面もたくさんありますが、あまりにもそれに囚われてしまうと、自分らしく生きられなくなるように思います。
少し前に話題になっていた『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』もそのようなことを扱った本だと理解しています。
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