自分が完全になるためにソウルメイトが必要だと思っている人は、ソウルメイトなしでは自分は不完全であると思っているわけですから、自分が不完全であるということを見せてくれるような人を自分の人生に引き合わせます。自分自身で完全な存在であるということを知った時に、自分は完璧な人であるということを反映してくれるソウルメイトが現れます。
以上、ダリル・アンカ (著), 関野 直行 (翻訳)『バシャールペーパーバック〈1〉ワクワクが人生の道標となる。 VOICE新書』P.29より引用させていただきました。
本当は私たちはそのままで完全なんですよね。
すべては中立で、もともと決まった意味などないなら、不完全も存在しないことになります。
自分は完全だととらえれば、現実は完全さを反映するだろうし、自分は不完全だととらえれば、不完全さを反映するでしょう。
現実というものは自分の内面を忠実に反映している鏡であるという意味でも完全です。
なぜ自分が完全であると思えないのか、その原因には資本主義というシステムも関係していると思います。
資本主義はこうささやきます。
いまのままでは、あなたは不完全です。
これを買えばあなたは完全になれますよ。
あるいは
恋愛においても、自分が不完全だと思うと、その足りないものを相手から奪い合う関係になってしまいますが、自分が完全だと思っていると、無条件に与え合う関係となります。
奪い合う関係は愛ではなく、お互いに与え合う関係こそが愛だと思います。
このように自分を完全であると思えないところから、さまざまな問題が起きている気がします。
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