まず、知っていてほしいのは、「性格=あなた自身」ではないということです。性格とは物理次元において、思考、分析、理論化、判断などの知性と呼ばれる部分をもつことを可能にし、表現することを可能にするために創られた人工的なメカニズムであり、否定的な意味ではなく単なる見かけ上の仮面のようなものだと言えます。
以上、ダリル アンカ (著), 関野 直行 (翻訳) 『ニュー・メタフィジックス―世界を創る意識の力学』P.25-26より引用させていただきました。
性格がすべて自分自身とイコールであるとは思わないが、自分自身とは切っても離せない一部のような気がしていた。
でも、このバシャールの話によると、性格とは人工的メカニズムであり、単なる仮面のようなものらしい。
だったら、自分の中で嫌な性格があったなら、その嫌な仮面を脱いで新しい自分好みの仮面をつければいいだけ、そういうことになる。
私たちは、自分が仮面をつけているのを知らずに、それが本当の自分の顔であるとずっと勘違いしていたということか。
新しい仮面に付け替えれば良いだけだったのに、なんとかして、その仮面自体を変えようと努力していたらしい……。
ふつう(ごく一般的に)自分が、「自分だと思っている部分」は、実は本当の自分ではなく、創られた人工的なメカニズムであったということですね。
さらに言えば、私たちは社会的仮面を持っていますが、それよりもこの仮面は広く大きく、そしてより深いところで、私たちを覆っているということですね。
だからこそ、仮面を外して、本当の自分に気づくことが大切だとも言えるんですね。
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