意識があまりにも小さな細部にとらわれ過ぎると、それが集中力を低下させ、気を滅入らせてしまいます。些細なことを取り除くと、人生で欲しいと思っている他のものが全て入ってくる余裕ができます。 :『ザ・パワー』をバシャール的に読書する

意識があまりにも小さな細部にとらわれ過ぎると、それがあなたの集中力を低下させ、気を滅入らせてしまいます。(中略)些細なことを取り除くと、あなたが人生で欲しいと思っている他のものが全て入ってくる余裕ができます。

以上、ロンダ・バーン (著), 山川 紘矢 (翻訳), 山川 亜希子 (翻訳), 佐野 美代子 (翻訳)『ザ・パワー』P.291-292より引用させていただきました。

本来はどうでもいいことに意識を割かれてしまうというのはよくある話です。

ツイッターでたまたま目にした自分とは違う意見を正したくなったりします。
でも、そのときたまたま目にしなければそんな気は起らなかったその程度の正しさです。

もし反応してレスポンスを返したとしても、相手が「あなたの仰る通りです申し訳ありませんでした私の意見は撤回してこれからはあなたの意見を支持することにいたします」、とはまずなりません。

ネットで見かけた誰かの意見に、あなたの意見は間違っている正しくはこうですと言っても、それに素直に従うことは滅多にないでしょう。たとえ外見上従っているように見えたとしても心の中では舌を出しているでしょう。

早い話、ネット上にある自分とは異なる意見は、たいていはどうでもいい話です。
それに関わり抵抗したとしてもなんら自分にとっては良いことがないでしょう。
(相手の明らかな間違いや社会道徳的に許されないことは正した方が親切だと思います)

そのほか、どうでもいい話は世間に一杯転がっています。
特に芸能関係の話は、その筆頭でしょう。

でも、そのどうでもいい話を心に留めそれらに囚われて、気分が悪いまま生活をしていたら、そういうネガティブな出来事を引き寄せてしまう確率は格段にアップするでしょう。

そういう点でも些細なことに気を取られるのは気をつけたいものです。

バシャールはこんなことを言っています。

今まで何千年もの間の苦しみ、痛みは、自然な自分自身を忘れたところからやってきています。地球の文明が非常に発達して、いろいろなものを細分化してきたために、細かいところばかりに目がいくようになりました。 : バシャールの学校

エゴは、いろいろなものを分けるように、引き離すように働き、自分の中でひとつにしようとしないで、外のものを一生懸命動かすことによってそれを証明しようとする。簡単に定義づけてしまうと、否定的なエゴ=パニック。 : バシャールの学校

ネガティブな行動とは、「分離してしまう行動」です。部分部分にしてしまうような行動をいいます。ポジティブ(肯定的)な行動とは、「統合する行動」です。統合する、統一する、そういう行動です。 : バシャールの学校

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