敏感でいるための一つの方法は、次のような質問をして意識を手なずけるやり方です。
「自分が愛するものとして何が見えるか?」「愛するものは幾つ見えるか?」「愛するものは他に何があるか?」「自分がわくわくするものは何か?」「興奮するものは何か?」「情熱を抱けるものは何か?」「自分の愛するものはもっとないか?」「愛するものは聞こえるか?」すると、その答えを出すために意識は忙しくなり、すぐに他のことを考えるのはやめてその質問の答えを出そうとします。
以上、ロンダ・バーン (著), 山川 紘矢 (翻訳), 山川 亜希子 (翻訳), 佐野 美代子 (翻訳)『ザ・パワー』P.164より引用させていただきました。
ここに書いてあるのはたいへん良い方法です。
ただ、意識をマインドとしてとらえているのは、私にとっては、違和感を感じました。
ここで言う「意識」を「思考」に変えたなら、私の違和感は収まります。
意識は、感じたり気づいたりするところなので、忙しさに気づいたり、忙しさを感じたりはしますが、意識自体が忙しくなるというのはないと思います。
マインド(mind)をオンラインの辞書で引くと
(身体と区別して思考・意志などの働きをする)心
となっており、意識=マインドとするのは、違和感を感じました。
おそらく「心」という意味での「意識」なんでしょうね。