リーサ・ニコルズ
「人々は何かを本当に消滅させたければ、それに焦点を合わせなければならないと信じているのです。しかし、そうした特定の問題に全てのエネルギーを注ぎ込むよりは、信頼、愛、豊かな生活、教育、あるいは平和に焦点を合わせた方が、遥かに意味があるのです」
以上、ロンダ・バーン (著), 山川 紘矢 (翻訳), 山川 亜希子 (翻訳), 佐野 美代子 (翻訳)『ザ・シークレット』P.229より引用させていただきました。
マザー・テレサは以下のように言っていたそうです。
「戦争反対の集会には出席しません。平和のための集会を開くのでしたら、私を招待して下さい」
先の反原発運動に戻りますが、反原発運動もあまりにも原発に反対することだけに焦点を合わせてしまうと、新たな軋轢というか争いごとやもめごとを生み出してしまう気がします。
結局のところ、ほとんどの人が原発には反対なんですよね。
賛成なのは一部の人だけです。
その賛成の一部の人だって、原発なんて出来ればない方が良いと思っている。
早い話が全員、原発には反対なんです。
問題は、しかし……の実際的な問題、もう既にそうであるところの問題です。