私達の多くは自分を後回しにするという謙譲の精神を教えられています。(中略)そうした気持ちが根付くと、自分は何かに値しないとか、満足しない気持ちを持った人生を引き寄せてしまいます。 :『ザ・シークレット』をバシャール的に読書する

私達の多くは自分を後回しにするという謙譲の精神を教えられています。その結果、自分には価値がないとか、自分は何かに値しないという気持ちを引き寄せています。そうした気持ちが根付くと、自分は何かに値しないとか、満足しない気持ちを持った人生を引き寄せてしまいます。

以上、ロンダ・バーン (著), 山川 紘矢 (翻訳), 山川 亜希子 (翻訳), 佐野 美代子 (翻訳)『ザ・シークレット』P.192より引用させていただきました。

こういう傾向は特に日本人に顕著な気がします。

私の場合も、自分を主張すべき時にはそれを主張せず、空気を読むべき時に自己主張をしてしまうことがあり、それも普段の自己主張を抑える傾向の反動なのかなと思っています。

確かに自分のことを後回しにするというのは、美徳として教えられてきました。
そして、それを実践しようとします。

実践しようと意図するということは、思考は「何々せねば」の義務になっています。
義務になると人はやる気をなくす傾向があり、もしそれが出来なければ罪悪感を抱くようになる。

……ということで、もちろん謙譲の精神は大切だし素晴らしいものです。
ただそれが気持ちに深く根付いてしまったり、バランスを欠いてしまうと、そのネガティブな面が出てしまうのでしょうね。

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