自己変容への準備 すべての怖れは過去のものであり、ここにあるのは愛だけである。 :『愛とは、怖れを手ばなすこと』をバシャール的に読む

自己変容への準備

すべての怖れは過去のものであり、
ここにあるのは愛だけである。

ジェラルド・G・ジャンポルスキー (著), 本田 健 (翻訳) 『愛とは、怖れを手ばなすこと (サンマーク文庫 E- 45)』 P.25より引用させていただきました。

すべての怖れは過去のもの?未来じゃなくて?
え?って思いましたけど、確かに今現在進行中の怖れというのは、存在しないかもしれません。

それに直面するまでが怖れであり、それに直面している現在、それは怖れとは別のものになっているはずです。

となると、怖れというのは、その対象は常に過去のものである、かつ常に未来に対して抱くもの、と言えるかもしれません。

であるならば、現在に生きている人は、怖れの感情を抱かないのかもしれません。

だがしかし、怖れという”感情を”抱くのは、常に現在において、ですね。

現在に生きている人が怖れと無縁なのは、そこ(いまここ)には愛しか存在しないからなんでしょうね。

たとえば、失敗に対する怖れは、それに直面している時は(失敗の真っ最中は)、恥ずかしさであったり、自分に対する怒り、後悔の念だったりする。この時、怖れの対象だった失敗という事象はもうすでに過去のものになっている。

そういう意味での、怖れは過去のもの、なんでしょう。(今現在すでに失敗しているので、失敗に対して怖れることが不可能ということなんでしょう)

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