どのような概念も、その中のひとつの部分をちょっと変えただけでも、その概念全体がまったく違ったものになっている : バシャールを生きる

どのような概念も、その中のひとつの部分をちょっと変えただけでも、その概念全体がまったく違ったものになっている

以上、バシャール(チャネル:ダリル・アンカ) (著), 関野直行 (翻訳)『BASHAR GOLD(バシャール ゴールド)』P.166より引用させていただきました。

さて、観念ではなく概念と言う言葉が出てきました。

さっそく広辞苑で概念を調べてみます。

がい‐ねん【概念】
〔哲〕(conceptフランス・イギリス・Begriffドイツ)
1.事物の本質をとらえる思考の形式。事物の本質的な特徴とそれらの連関が概念の内容(内包)。概念は同一本質をもつ一定範囲の事物(外延)に適用されるから一般性をもつ。例えば、人という概念の内包は人の人としての特徴(理性的動物あるいは社会的動物など)であり、外延はあらゆる人々である。しかし、個体(例えばソクラテス)をとらえる概念(個体概念・単独概念)もある。概念は言語に表現され、その意味として存在する。概念の成立については哲学上いろいろの見解があって、経験される多くの事物に共通の内容をとりだし(抽象)、個々の事物にのみ属する偶然的な性質をすてる(捨象)ことによるとするのが通常の見解で、これに対立するものが経験から独立した概念(先天的概念)を認める立場。
2.大まかな意味内容。

概念の意味としては「大まかな意味内容」というのが、一番わかりやすいですね。

どのような意味も、その部分的な意味を変えることによって、全体の意味が変わってくる?

概念の世界では、部分の変化を全体が吸収して、その変化をなかったものにすることはできず、部分の変化の影響は全体にまで及び、全体をまったく異なったものとしてしまう、そういうことでしょうか?

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