最終章 富を手にする「ただひとつ」の法則 要旨のまとめ  : 『富を手にする「ただひとつ」の法則』 #富を手にする「ただひとつ」の法則の最終章まとめ

以下を、ウォレス D・ワトルズ (著), 本田健 解説 (著), 宇治田郁江 (翻訳)『富を手にする「ただひとつ」の法則 (Forest2545新書)』164-166ページを参考にまとめさせていただきました。(単行本を参考にしているので新書版とはページが違います)

※この本の初刊は1910年です。

万物の源は思考する物質です。

思考する物質はすべての始まりから宇宙の隅々まで広がり浸透し充満しています。
思考する物質の中に生まれた思考は、それが思い描いた通りのものを形成して生み出します。

人はさまざまなものの形を考えて、≪混沌≫に伝え、それが生み出されるように働きかけます。
その際には、競争心を捨てて創造力を働かせること。

人が≪混沌≫と完全に一体となるには、その恩恵につねに深い感謝の念を持つことが必要です。
感謝の念を持つことで、気持ちと≪物質≫の知性が結びつき、思考が≪混沌≫に伝わるのです。

深い感謝の念を持ちつづけなければ、人は創造力を発揮できないのです。

手に入れたいもの、したいこと、なりたいものの正確で明確なイメージを描きましょう。
イメージを持ちつづけ、同時に、≪神≫にも深い感謝の念を持ちつづけます。

空いた時間にはその「イメージ」を深く掘りさげて、それがもうすぐ実現することを心から感謝しましょう。

イメージを掘りさげるとともに、ゆるぎない確信と感謝の念を持ちつづけます。
それによってイメージが≪混沌≫に伝えられて、創造力が働き始めるのです。

創造的なエネルギーは、自然界における成長のエネルギーとして、そして、産業や社会の中ですでに存在しているインフラやシステムを通して働きます。

あなたがイメージして望んだものは、従来の流通経路を通ってもたらされます。
なので、それを自分のものにするためには、行動によって働きかけます。

行動するとは、いまのあなたの仕事をすべてやりきった上で、それにおさまりきらないくらいの活動をすることです。受け取る価値以上の働きを、誰に対しても行うことです。

思い描いたイメージを実現させて豊かになるという「決意」を持ちつづけましょう。
毎日その日のうちにできることはすべてやりきり、しかも活動は完璧にしましょう。

最後に

あなたがこの法則を使って受け取る豊かさは、あなたの抱いたイメージの正確さ、決意の堅さ、確信の強さ、感謝の深さに比例します。

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