私たちの「行ない」によって動くエネルギーより、「思考」と「感情」によって動かされているエネルギーのほうが何倍も強いのです。
(中略)
多くの人が誤解している点ですが、「行ない」よりも思考と感情が先です。
以上を、ブレンダ (著) 『あなたの望みを世界一早くかなえる本―365日、幸運を引き寄せる「シンプルな法則」 (王様文庫)』 P.43より引用させていただきました。
そうかな?
思考と感情が「行ない」より順番的には先であるというのは理解できます。
なんの思考も感情もなしに、人はものごとを「行ない」ません。
何かを考えるか、何かを感じるかして初めて、「行ない」へと移ります。
では、エネルギー上はどうか?
「思考」と「感情」によって動かされるエネルギーは、「行ない」によって動くエネルギーの何倍にもなるとのこと。
これに関しては、私の理解からすると、わかりません。
逆になるというのなら納得できますが、このままでは納得ができません。
もしこの本の言う通りなら、手でスプーンを曲げるより、思考と感情によって曲げた方が、何倍も簡単に曲げられるように思います。なぜなら、エネルギーも何倍だからです。
私が考えるに、おそらく、見方の違いなんでしょうね。
どういう方向から見るかです。
それによって、このような結論になったのでしょう。
それか、そのエネルギーの作用する範囲でしょうか?
一見小さなエネルギーと見えても、そのエネルギーが広範囲に作用しているのなら、それはかなり強いエネルギーだと考えられますから。