現実というのは、自動的なフィードバックシステムとして働いています。自分が今本当に欲しいと思っているものを全部反映して見せてくれています。 : バシャールの学校

現実というのは、自動的なフィードバックシステムとして働いています。
自分が今本当に欲しいと思っているものを全部反映して見せてくれています。

以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック3―ワクワクするとき、ひとはもっとも多く学ぶ (VOICE新書)』P.137より引用させていただきました。

だとしたら世の中に何故、望ましくない現実があるのか、という疑問が湧きます。

誰もネガティブな現実は実現して欲しくないはずです。

なのにどうして、時に、ネガティブな現実を欲してしまうのか。

この理由は二つ考えられると思います。

一つは学びのためです。
学びたいことがあって、わざわざネガティブな現実を欲した。
そのネガティブな現実を通して、あることを学びたかった。

もう一つは、実はそれを欲していた。
表向きそれを欲していないように振る舞っていたが、実は内心、ネガティブではあるがその現実が実現するのを欲していた。
これは例えば、悲しい歌を聞きたくなったり、泣ける映画が観たくなったり、何らかの理由でネガティブなものを求めているのかもしれません。

あるいは、ネガティブな現実が起こる事自体が望みだというのもあるかもしれません。
あるいは、ただ単に自分に嘘をついているだけとか。

その現実がネガティブかポジティブとかには無関係に、本当の自分に無意識的に嘘をついている、というのは良くありますね。
表に出ている意識が仮面のようなもので、意識をすればある程度どのようにも変えることができるので、そっちの仮面の方が本当の自分だと無意識的に思い込んでいるというのはありますね。

本当の自分は、光であり愛であるので、本当の自分が欲することが実現していれば、望ましい現実になっているはずですが、偽りの自分が欲することであっても、それが本当に欲しているのなら、それが実現するってことですね。

本当の自分が欲するものであれ、エゴの自分が欲するものであれ、本当に欲しいものは実現するということでしょうね。
そして実現した現実を見て、本当の自分とエゴの自分のずれが分かるということなんでしょう。
(ずれていれば、ネガティブな現実として経験する)

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